ぼんやりしている張鵬に、何を考えているのか聞く緑籬。張鵬は「九王のことを思うとつらくてね」と話す。緑籬は「まさか、まだ九王を…」と心配する。「特別な感情はない。自分でも考えないようにしてる。でも彼には命を救われたし、巻き込んだのは私よ。太子妃狂想曲 DVD良心が痛むの」と言う張鵬。緑籬は全く音沙汰のない九王の無事を、今は祈りましょうと言う。

出頭した九王と楊厳が、斉晟の前へ連れて来られる。2人につけられている枷を取らせる斉晟。九王は「情けをかけてどうする。死罪にすることくらい簡単だろう」と言う。斉晟が「なせ分からぬ。そちは何度も過ちを重ね、取り返しのつかぬ道を選んだ」と言うと「何も話すことはない。すべては私が画策したのだ、皆を利用してな。皇后娘娘にも揺さぶりをかけたが、彼女はお前に忠誠を貫き通した。とにかく、すべては私に非がある。私の妖怪彼氏 DVDどんな罪でも言い渡すがいい」と言い返す九王。
斉晟は2人を投獄するよう命じる。九王は「斉晟、なぜ、さっさと殺さぬ」と言う。斉晟が何も答えず「斉晟、答えろ」と叫びながら九王は連れていかれる。玉座に倒れてしまう斉晟。

九王と楊厳が出頭したことを張鵬は緑籬から聞く。「じゃ、死は免れない」と動揺した張鵬は、緑籬にごちそうを用意させ、楊厳に会いに行く。

張鵬の用意した豚肉のしょう油煮と豚足を「どっちも俺の大好物だ」と言って食べ始める楊厳。ガツガツ食べていた楊厳は、突然泣き出し「こんな時にごちそうなんて、マーフィーの愛の法則 DVD最後の晩餐なんでしょ?」と聞く。「バカを言うな。牢の飯はマズいと思って差し入れたの」と言う張鵬。楊厳は「俺は気骨がある。施しは受けない」と言って皿に投げてしまう。張鵬が「人の善意を何だと思ってる」と言うと「姐御が陛下になびかなきゃ、アニキも敵と手を結ぶもんか」と楊厳は睨みながら言う。張鵬は「なびいたのが事実だとしても、敵と結託していいの?」と言い返す。

楊厳が「やっと心変わりを認めたな」と言い、張鵬は「でも北漠が平寧城を陥落していたら、平寧城にいた私は殺されていたのよ。考えたことはあった?」と聞く。「あの時、アニキは絶望してた。父上は斉晟の回し者で、趙王は寝返り、太子妃狂想曲 DVD姐御まで心変わりしただろ。全員、斉晟の味方だ。すべて失ったアニキに残るのは恨みだけ。斉晟を殺したい一心だったんだ」と言う楊厳。全部、姐御のためだろ、姐御の心変わりを知り一か八か賭けたんだ、アニキの苦しみは女なんかに分かりっこない、と。

「そうね。女なら理解できないし、到底、許せないけど、男の立場なら分かる。私でも同じことをするわ。九王には悪いことをした」と話す張鵬。楊厳は「アニキに会うのは大して難しくない。会ってあげて」と頼む。しかし張鵬は「心の準備ができてない」と言う。
張鵬は、今日は飲み明かす、と言って楊厳と一緒に酒を飲み始める。

酔った張鵬が興聖宮に戻ってくると斉晟が待っていた。「酔ってるな」と斉晟が言い、張鵬が「陛下、来てたの」と返す。斉晟が「楊厳に会ったか、酒まで飲むとは」と言う。「楊厳に会いに行ったのは確かよ。罰なら私に与えて。楊厳は関係ない」と言う張鵬。斉晟は「罰など与えぬ。楊厳が捕われの身となり、つらいのだな?弟と見なしていた者が死ぬかもしれないのだ。心配だろう」と言う。張鵬は「あんな姿を見ればつらくもなるわ。でも分かる。私には嘆願する理由はない。あなたを困らせるだけだし、私もつらくなる」と話す。