しかし、小宛の決心は固いのです。
扣扣と金侍医に、このことは他言しないことを誓わせ、早く堕胎の準備をするよう、金に命じます。
小宛はすがりつく扣扣とふたりで泣き続けます。
鐘粹宮の外は本ぶりの雨でした。
そして夜、小宛に対する処置が終わったようです。
「多大な犠牲を払われました。
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皇子を一人失ったのです」
金侍医は悲しみを表します。
小宛は強気に語ります。
「本当に皇子だったのなら、
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陛下はより窮地に立たされていた。
でも、これで朝廷は平穏よ。
陛下も安全よ」
「徳妃が堕胎した?」
皇太后には婉児(ワンアル)が知らせます。
「陛下と皇太后様に迷惑がかかり、
朝廷を混乱させるわけにはいかない、
と話されていました」
「自ら堕胎を選ぶとは、潔い女子だわ」
しかし、金侍医には不満を持ちます。
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なぜ、報告に来ないのだ、とその忠誠心を疑います。
その金侍医が呼ばれて、事情を説明します。
そして、天地会によって薬がすり替えられていたことも明かされます。
皇太后は、薬のすり替えは金の責任ではないが、徳妃の懐妊をすぐに報告しなかったのはなぜだ、と金を責めます。
皇貴妃の宮廷 あらすじ
「徳妃様が堕胎のことは他言無用と命じられました」と金侍医は明かします。
皇太后は、徳妃が、堕胎を理由に見返りを求めるはずだ、と思っていたようです。